アライドテレシスは10月17日、ネットワークに関するノウハウやスキルを習得できるトレーニングサービス「Net.Campus」について、セキュリティリテラシーの向上と基礎的なセキュリティ知識の習得を目的とする、病院職員向け、および、一般社員向けのオンライン講座を追加したことを発表した。

今回追加した講座では、フィッシングメールやランサムウェアなど、サイバー攻撃ごとの攻撃手法やその被害、対策の基礎知識を学べるという。各講座は2時間の講義と1時間の試験の計約3時間で構成される。

コース申し込み後に各コースのコンテンツ情報が送付され、受講日にテキストをダウンロードして受講する流れだ。各コースとも、ビデオ会議システムを通して講師が解説を提供する。

  • 提供するコース一覧

    提供するコース一覧

企業を狙うサイバー攻撃は急速に巧妙化しており、各社からセキュリティ対策ソリューションも提供されてはいるが、サイバー攻撃を完全に防御するのは難しい。特に、「サイバーセキュリティに関する知識が不十分な従業員」がセキュリティホールとして狙われているようだ。

こうした状況に対して、アライドテレシスは病院職員向けと一般従業員向けにセキュリティリテラシーの向上を目的とする講座の提供を開始する。同社のセキュリティトレーニング講座Net.Campusは、新講座の追加により企業のセキュリティ強靭化を支援するラインナップを拡張した。

  • 組織の強靭化に向けた3ステップ

    組織の強靭化に向けた3ステップ