ミロク情報サービスの子会社であるDX Tokyoは8月19日、中小企業が持つ既存の紙カタログに基づいて、AI(Artificial Intelligence:人工知能)音声を活用した「話す・動くカタログ動画」を制作する「車いす動画ファクトリー」のサービスを開始したことを発表した。

カタログなどの販促物を紙から音声や動画に変えることで、営業品質水準の画一化やSNS(Social Networking Service)などによる情報拡散、印刷経費削減などの効果が見込めるという。

料金は紙カタログのページ数や作成する動画の長さなどに応じて変動し、目安として3分以内の動画は8万円、5分以内の動画は10万円、10分以内の動画は12万円程度。また、打ち合わせからおよそ約2週間程度での納品となる。

同サービスの名称は、主に車いすユーザーが動画制作を担うことに由来する。AI音声合成ソフトを手掛けるAHSが動画作成に必要なソフトウェアを提供する。また、総売り上げの5%を日本多発性硬化症協会に寄付するとのことだ。

1960年に障害者雇用促進法が制定され、民間企業を中心に障害者の雇用を促す動きもあるが、業務のデジタル化進む中で、給与明細の袋詰めや電話応対などはAIや自動化システムに取って代わられている。

こうした背景を受けてDX Tokyoでは、車いすユーザーに対して無償でパソコンを貸与し、パソコン操作や動画作成教室をリモートで開くことで、動画制作の仕事の発注と成果物を中小企業に納品する事業「車いす動画ファクトリー」を開始したとのことだ。