TISインテックグループのインテックは7月26日、データセンターやネットワークなどのITプラットフォームを提供するブランドである「EINS WAVE(アインスウェーブ)」について、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)が提供するインターコネクトサービス「Flexible InterConnect(以下、FIC)」との連携を2022年9月から開始することを発表した。

EINS WAVEは、クラウドやネットワーク、データセンターを中心に、企業のビジネスを支えるプラットフォームの迅速な構築を支援するインテックグループの自社プラットフォームサービス群だ。

一方、NTT ComのFICは、ユーザー企業の拠点とさまざまなクラウドサービスやデータセンターの間を、閉域でセキュアに接続する次世代インターコネクトサービス。

今回両サービスが連携することで、FICを利用中のユーザーはインテックが提供する統合型閉域ネットワークサービスを経由してセキュアな環境でEINS WAVEの各サービスを利用できるようになる。

  • FICとEINS WAVEの連携の概要図

    FICとEINS WAVEの連携の概要図

これまでセキュリティの観点からEDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)システムをオンプレミスで運用していた企業も、閉域接続が可能になったことでEDI環境をクラウドへリフトできるようになるとのことだ。

利用可能になる具体的なEINS WAVEサービスは以下の通り。
・EDIアウトソーシングサービス
・プライベート型クラウドサービス
・マネージド型クラウドサービス
・セルフサービス型クラウドサービス
・クラウド型バックアップサービス
・マルチ環境リモート監視サービス