マクニカとエクスポリスは6月21日、スマートシティの実現に向けて業務提携および代理店契約を締結したことを発表した。この協業により、両社はデータ流通プラットフォームの共同開発・提供を通じて、地域のデジタル実装の加速と地域課題の解決を目指す。

今回の協業で、マクニカは、まちを走行するさまざまなモビリティから「Macnica Mobility Data Platform(MMDP)」を通じて、リアルタイムに変化する地域の情報を取得する。そして、MMDPの動的データを「Expolis Cloud Platform(旧Anastasia)」に流通させることで、地域の住民・産業・行政をはじめとするステークホルダーに対して、それぞれの地域におけるリアルタイムなデータ利活用を実現する基盤を開発・提供する。

  • データ連携基盤を開発し、データ利活用による社会課題の解決を目指す

Expolis Cloud Platformで流通する分野横断的なデータとマクニカの持つデータ分析技術を掛け合わせたデータを利活用し、まちにフィードバックすることで、地域課題を解決するさまざまなサービスを創出・提供するねらいだ。