THKの回転モジュールを使用した「フライドポテト調理ロボット」
展示ブースでは、THKが共同開発を行ったロボットも紹介されている。
カワダロボティクスと共同開発を行っているヒト型ロボット「NEXTAGE」シリーズの「Fillie」だ。Fillieは従来のNEXTAGEシリーズロボットよりもコンパクトながらスピード感がある作業ができるのが特徴。
THKはロボットハンド部分の開発やSI(システムインテグレーション)を担っているという。
また、Connected Roboticsと協業した「フライドポテト調理ロボット」も紹介している。
Connected Roboticsは、そばを茹でる工程を自動化した「そばロボット」やソフトクリームを巻く工程を自動化した「ソフトクリームロボット」といった飲食店向けのロボットを開発する企業。
今回ブースで紹介されていたフライドポテト調理ロボットは、THKの回転モジュール「RMR」を使用し、ポテトを揚げる工程を自動化したものだ。
回転モジュールRMRは、回転モジュールを組み合わせることで、ロボットを簡単に自由に構成することが可能なもの。トルクが異なった複数のラインアップが用意されており、3軸や4軸など軸数も自由に組み合わせが可能だ。
フライドポテト調理ロボットは、ポテトの補充から、フライヤーへの投入、バットへの取り出しまでを自動化している。
THKが機械要素部品開発で培った技術力を活かした食品向けロボット。ぜひブースでご覧いただきたい。