IntelとLockheed Martin(ロッキード・マーティン)は4月4日(米国時間)、これまでの長年にわたる戦略的関係を拡大し、革新的な5Gソフトウェアおよびハードウェアソリューションを活用して米国国防総省の安全な通信を可能にするための覚書(MOU)を締結したことを発表した。

今回の提携により、Intelの5Gソリューションがロッキード・マーティンの「5G.MIL」ハイブリッド基地局に統合されることとなり、これが軍関係者と、人工衛星、航空機、船舶、地上車両などの既存ならびに新規プラットフォームとの間のユビキタス通信のマルチネットワークゲートウェイとして機能することになるという。

また、ロッキード・マーティンは、Intelの高度なプロセッサテクノロジーとネットワーク上のイノベーション、およびエッジを活用して、戦術的に必要な領域にクラウド機能を提供するともしている、

なお、両社では、今回のコラボレーションにより、国家安全保障の取り組みのサポートが進み、空、海、陸、宇宙、サイバーの各ドメインにわたるデータ主導の意思決定が保証されるようになるとしている。