SEMIは4月4日(米国時間)、SEMI技術コミュニティであるESD Allianceが集計した最新の電子設計市場データ(EDMD)に基づき、2021年第4四半期の電子システム設計(ESD)市場規模について、前年同期比14.4%増の34億6820万ドルとなったことを発表した。2021年全体では132億ドルとなったという。

主なアプリケーションカテゴリ別に見ると、コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)が同11.2%増の10億6460万ドル。プリント回路基板(PCB)およびマルチチップモジュール(MCM)が同13.9%増の3億3370万ドル。半導体知的財産(SIP)が同24.8%増の13億1430万ドル。ICフィジカル設計および検証が同2%増の6億2450万ドル。サービスが同43.1%増の1億3110万ドルとなったという。

また、国・地域別で見た場合の購入額は、南北アメリカが同21%増の15億7720万ドル。EMEA(Europe, the Middle East and Africa)が同5.5%増の4億8250万ドル。日本が同2.4%減の2億2280万ドル。APAC(Asia Pacific)が同13.8%増の11億8560万ドルと、日本以外がプラス成長となっている。

なお、同四半期における同レポートがカバーするカテゴリに属する企業の従業員数は前年同期比5.7%増、前四半期比0.1%増の5万1236人となったという。