第4四半期(2021年11月~2022年1月)の業績を発表した。
米デル・テクノロジーズは、2022会計年度(2021年2月~2022年1月)および 第4四半期(2021年11月~2022年1月)の業績を発表した。
通年の売上高は、前年比17%増で過去最高となる1,012億ドル、営業利益は前年比26%増の47億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年比12%増の78億ドルで、いずれも過去最高となった。また、通年では継続事業の純利益および非GAAPベースの純利益はともに49億ドルとなった。営業キャッシュフローは103億ドルで、VMwareを除いた営業キャッシュフローは過去最高の71億ドルであった。通年の継続事業の希薄化後1株あたり利益は、前年比114%増の6.26ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は、前年比27%増の6.22ドルであった。
第4四半期の売上高は前年同期比16%増の280億ドル。営業利益は前年同期比13%増の16億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年同期比1%増の22億ドルであった。継続事業の純損失は2,900万ドル、非GAAPベースの純利益は14億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は27億ドル、営業キャッシュフローは31億ドルであった。第4四半期の希薄化後1株あたり損失は0.04ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は1.72ドルで、いずれも当四半期の実効税率が予想を上回ったことが一因だとしている。
また、同社は同社の取締役会は、同社普通株式に対して四半期現金配当を支払う配当方針を承認したこともあわせて発表した。この方針に基づく2023会計年度の初期配当率は1株あたり年間1.32ドル、合計で約10億ドル。取締役会は初回の四半期配当が1株あたり0.33ドルであることを宣言し、4月20日時点で登録されている株主を対象に4月29日に支払われるとしている。