TIOBE Softwareから、2022年2月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2022年2月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Python 15.33%
2 C 14.08%
3 Java 12.13%
4 C++ 8.01%
5 C# 5.37%
6 Visual Basic 5.23%
7 JavaScript 1.83%
8 PHP 1.79%
9 Assembly language 1.60%
10 SQL 1.55%
11 Go 1.23%
12 Swift 1.18%
13 R 1.11%
14 MATLAB 1.03%
15 Delphi/Object Pascal 0.90%
16 Ruby 0.89%
17 Classic Visual Basic 0.83%
18 Objective-C 0.81%
19 Perl 0.79%
20 Groovy 0.74%

TIOBE Softwareは2022年2月のランキングを発表するにあたり、データソースとしてこれまで使用してきたAlexaをSimilarwebへ入れ替えたことを伝えた。これはAlexaのサービスが2022年5月1日で終了するというアナウンスを受けたもので、2022年2月がAlexaからSimilarwebへ切り替えた最初のランキングとなる。データソース変更によるインデックスへの影響はそれほど出ていないと報告されている。

ただし、Similarwebへの変更で、上位3つの1位Python、2位C、3位Javaに関しては順位は変わっていないものの、それぞれが1%ほど値を増やすという変化が現れている。TIOBE Softwareは現在、Similarwebとの統合を調整中としている。また、バックエンドをHtmlUnitへ移行させる作業を合わせて進めており、向こう数カ月でより多くのサイトをインデックスに追加することが可能になる予定だと説明している。