フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は1月11日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|LINE Pay をかたるフィッシング (2022/01/11)」において、LINE Payを偽装したフィッシングの報告を受けていると伝えた。

メールには次のような件名が使われていることが報告されている(ただし、下記以外の件名が使われている可能性もある)。

  • LINEが禁止(一時停止)されました! アカウントに疑わしい取引があります

確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。

  • http://wr.euc●●●●.xyz/
  • http://line.●●●●.cc/

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • アカウントに疑わしい取引があるためLINEの使用を一時停止する、といった内容のメールが送られてくる
  • メールに記載されたリンク先にアクセスすると、払い戻し申請と称してクレジットカード番号などの入力を求める偽のサイトに誘導される
  • 2021年1月11日の時点でフィッシングサイトは稼働している
  • LINE Pay をかたるフィッシング

    LINE Pay をかたるフィッシング

フィッシング詐欺に使われているWebサイトは正式なWebサイトの内容をコピーして作成されたものと見られ、一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。