宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月1日、同日9時51分21秒(日本標準時)に予定していた、革新的衛星技術実証2号機を搭載したイプシロンロケット5号機の打ち上げを中止したと発表した。

具体的には、地上に設置されているロケット飛行初期の位置速度を計測する役割を担うレーダー設備からのデータに異変を確認したことから、飛行中のロケットのモニタが正常に行えない可能性があるとの判断から、緊急停止を決定したという。

なお、ロケットならびに搭載している衛星各種には異常は確認されていないという。