宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2020年12月6日2時30分(日本時間)、地球から約80~40㎞の位置で小惑星「リュウグウ」にて採取したサンプルが入っていると思われる再突入カプセルの大気圏に突入に伴う火球を確認したことを明らかにした。
はやぶさ2から分離された再突入カプセルは、このあと同2時31分33秒にパラシュート展開し、同2時47~57分の間にオーストラリアのウーメラ砂漠に着地予定、同午前中頃までには回収予定となっている。
なお、はやぶさ2本体は、追加ミッションの実施に向け、12月5日16時30分に地球圏離脱に向けた軌道修正(地球スイングバイ)を成功させている。
弊誌では引き続き、カプセルの回収状況についても情報をお届けしていく予定だ。