ルネサス エレクトロニクスは10月1日、RISC-Vベースの組み込みCPUコアを手掛けるAndes Technologyとの技術IP提携を発表した。 これによりルネサスはAndesの提供するRISC-V 32ビットCPUコアを用いたASSPを開発し、2021年下半期にサンプル出荷を開始するとしている。

また、RISC-Vコアアーキテクチャを採用するルネサスのファームウェア搭載ASSPデバイスは、アプリケーションプログラムのパラメータ設定専用ユーザーインターフェースツールと共に提供される予定だとしており、ルネサスの各地域のパートナで構成される広範なネットワークを活用することで、最先端の顧客サポートも併せて提供していくとしている。

なお、ルネサスとしては、Armコアを採用するRXやRAは汎用マイコンとして継続していき、RISC-VはASSPとしてすみわけを行っていく模様である。