United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は4月22日(米国時間)、「Microsoft Releases Security Updates for Multiple Products|CISA」において、Microsoft Office 2019などのAutodesk FBXライブラリを使用する複数のMicrosoft製品に脆弱性が存在すると伝えた。
この脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Microsoft Office 2016 Click-to-Run (C2R) 32ビット版
- Microsoft Office 2016 Click-to-Run (C2R) 64ビット版
- Microsoft Office 2019 32ビット版
- Microsoft Office 2019 64ビット版
- Office 365 ProPlus 32ビット版
- Office 365 ProPlus 64ビット版
- Paint 3D
脆弱性は深刻度が重大(Important)に分類されており注意が必要。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)は上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。