LINEは2月26日、LINEのアカウントに対して複数の不正ログインの試みが発生し、約4000名を超えるLINEアカウントが不正ログインの被害を受け、ユーザーの意図に反するメッセージやタイムライン投稿が行われていることを確認したと発表した。

不正ログインによるメッセージやタイムライン投稿には、購買誘導をするためのスパム、LINEのアカウントの恒久的な乗っ取りを目的としたフィッシング詐欺のためのURLが含まれていたという。

  • LINE上の友達から受け取ったフィッシングらしきメッセージまたはタイムライン投稿

現在、LINEの機能やメールを通じたフィッシング行為が増加しており、被害を受けた場合は、侵害されたアカウントを通じた2次被害が発生する状況となっているとしている。

2月13日に、お客様サポート宛てに最初の問題が報告されて以降、24日に被害者として特定されたLINEユーザーにパスワード変更を促すアナウンスを配信、26日に被害者として特定された一部のLINEユーザーにパスワード強制を実施し、パスワード再設定を促すアナウンスを配信したという。