NTTドコモとソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズは12月5日、スマートフォンをかざさなくても決済などを行える「おサイフケータイのタッチレス対応」の実用化に向けた実証実験を開始すると発表した。
同実験では、UWBや無線通信とFelicaを組み合わせることで、スマートフォンをかざす必要のない、タッチレス対応を実現する。タッチレス対応で重要なポイントとなる利用者を特定するために、スマートフォンと読み取り機器との距離や角度を測定し解析する技術を利用する。
同実験では、キャッシュレス決済、スマートフォンを使った「デジタルキー」での車の開錠/施錠、デジタルサイネージからの「広告・クーポン配信」の事例において、タッチレスでの利用を想定した実験環境を構築している。
おサイフケータイがタッチレス対応にすれば、スマートフォンをポケットやカバンに入れたまま決済すること、自動車の中など離れたところから決済することなどが可能になる。