インターコムは12月2日、WindowsとMacに対応した情報漏洩対策+IT資産管理クラウドサービス「MaLionCloud」の最新版(Ver.6.1)の提供を開始したことを発表した。

  • ログオン監視ログを基にしたAIレポート出力イメージ

    ログオン監視ログを基にしたAIレポート出力イメージ

MaLionCloudは、オンプレミス版の「MaLion」をベースとしたクラウドサービス。

今回の最新版では、AIによる高度なログ分析/レポート出力に対応した。管理者が対象クライアントPCと集計期間を指定するだけでAIが自動分析し、その結果に応じた最適な統計図表としてレポート出力される。

これにより管理者は、設定の手間がかからないだけでなく、管理者自身が想定していなかった収集ログの傾向など様々な情報を、出力されたレポートから判断できるという。

また、クラウド上で管理するMaLionCloudサーバーの処理方法を改善し、従来比5倍以上の処理性能アップを実現したほか、監視できるクライアントPCの上限台数が1契約あたり1,000台に増えた。

さらに、出退勤情報の自動取り込みに対応し、レポート出力までの一連の操作をスケジュール設定により自動化できるようになったほか、Windows 10更新プログラムの抑止など運用管理機能が強化されている。