ルネサス エレクトロニクスは10月30日、Arm、ボッシュ、コンチネンタル、デンソー、ゼネラルモーターズ、NVIDIA、NXPセミコンダクターズ、トヨタ自動車などが立ち上げた自動運転車の実現を推進するコンソーシアム「Autonomous Vehicle Computing Consortium(AVCC)」のコアメンバーとして正式に参加することを明らかにした。

AVCCへの参加について同社は10月16日に開催した「R-Carコンソーシアム 2019」の中でも、参加を前提として手続きを行っていることを明らかにしており、ようやく各種の手続きなどを終え、正式に参加を表明するに至った模様だ。

なお、AVCCにおいてルネサスは、同社の自動車向け半導体の主軸である「R-Carシリーズ」をAVCCが標準化した技術フレームワークと連携させていくことを推進するとしており、ほかのメンバーとともに自動運転車両のエッジコンピューティングプラットフォームの構築などを図っていくことで、自動運転車の大規模展開の実現を目指していくとしている。

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  • ルネサスは自社内でも自動運転車のテストプラットフォームの開発などを行ってきている。写真は2019年10月に開催された「R-Carコンソーシアム 2019」にて展示されたADASの実証用デモカーと2017年のCESにて初披露されたフォードのリンカーンをベースとした自動運転車