ルネサス エレクトロニクスは10月30日、子会社であるIDTの社名(商号)を「Integrated Device Technology」から「Renesas Electronics America」へと変更することを決定したと発表した。

Renesas Electronics Americaは現在、同じくルネサスが2017年に買収を行った旧Intersilが2018年1月1日付けで、当時のルネサスの米国子会社であったルネサス エレクトロニクス・アメリカを吸収合併する形で継承していた。今回は、さらにIDTを存続会社として、そのRenesas Electronics Americaを吸収合併し、その社名をRenesas Electronics Americaへと改める手続きを2020年1月1日付けで実施するという。

また、併せてその他の地域における法人の整理統合も進めていくほか、存続させるIDT子会社については、2020年1月以降、順次「Renesas」の名前を冠した社名へと変更していくという。