グローバルウェイは11月13日、「技術職が働きやすい企業ランキング」を発表した。同ランキングの調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、 対象期間中に「キャリコネ」に職種「技術」のユーザーから10件以上の評価が寄せられた企業。

ランキングは、「労働時間の満足度-残業や長時間労働がないか」「仕事のやりがい-楽しいか、 意義を感じるか」「ストレス度の低さ-心身に疲弊感はないか」「休日の満足度-休みがあるか、 有休を取れるか」「給与の満足度-金額は十分か、 割に合うか」「ホワイト度-ブラック企業でないかを総合判断」の評価の平均点に基づいている。

第1位はトヨタ自動車だった(総合評価3.93)。 働く従業員のやりがいがうかがえる声も目立ち、 全ての項目でバランス良く高得点を獲得しているという。「非管理職の労務管理は厳しく、 さまざまなログが監査されるため、 無制限に残業できない仕組みがある。 仕事量は多いので限られた時間の中で効率良くアウトプットを出すことが必要。 休日に出勤する場合は、 平日に振替休日を取るか、 残業にカウントするか選べる。 年休100%消化も必達。 ワークライフバランスは大変取りやすいと思う」(生産・製造技術/30代前半男性/年収1000万円/2017年度)といったクチコミが寄せられている。

第2位はソニーだった(総合評価3.86)。「自由な社風」という口コミが多く、 ストレス度の低さではトップだったという。「私は研究開発でしたが、 社服などもなく私服で勤務できていました。 また、 職場の環境も非常に働きやすいもので、 1人分のデスクも他社に比べるとかなり広く、 圧迫感なく仕事ができました。 働く場所にもよりますが、 夏には露店などが出るお祭りみたいなものもやっている職場もあり、 とても楽しい雰囲気です」(研究開発/20代後半男性/年収700万円/2013年度)といったクチコミが寄せられている。

第3位はデンソーだった(総合評価3.79)。項目別では、 「やりがい」「給与の満足度」が高い結果となったという。「給料は、 メーカーのなかでは、 トップクラスです。 十分な額をもらうことができ、 仕事量に対しても十分すぎるほどです。 大卒なら40歳で1000万円が平均になり、 生活するぶんには申し分ありません。 査定は公平ですが、 そんなに差が出る査定はしません。 皆同時に上がっていきますが、 優秀な人は出世は早い傾向です」(品質管理/20代後半男性/年収600万円/2017年度)といったクチコミが寄せられている。

  • 技術職が働きやすい企業ランキング 資料:グローバルウェイ