渋谷区と日本マイクロソフトは11月4日、共同でデジタルコミュニケーションアプリ「LINE」を使ったAI(人工知能)会話アカウント「渋谷みらい」を開発し、公開すると発表した。

今後はLINE上のコミュニケーションに加えて、同区主催のイベント、同区の小学校で行っているワークショップなど、リアルな場にも活動の幅を広げていき、より一層身近なAIとして成長していくことを目指す。

LINEのアカウント名は「渋谷みらい」。キャラクターの設定は小学1年生の男の子で、趣味は写真撮影と人間観察で、人とのおしゃべりが大好きだという。

特技は、「日常的な会話。特に渋谷区に関する話題に精通」「しりとりなどのゲーム」「写真撮影・加工(友だちから送られた顔写真をモヤイ像風にアレンジするなど)」「絵を描くこと」。

顔の表情は、同区主催のイベントで撮影した区民の顔を合成することによって作成。今後も随時撮影、合成を行い、渋谷区の「今」を象徴する存在として、成長、変化していくという。

「渋谷みらい」とのトークイメージ