Googleは9月29日(米国時間)、「Google Cloud Platform Blog: PHP 7.1 for Google App Engine is generally available」において、Google App Engineが「PHP 7.1」に正式対応したと伝えた。同社は2017年3月の段階でGoogle App Engine向けのPHP 7.1をベータ版と位置づけて公開していた。ベータ版を公開してからほぼ半年で正式版として公開したことになる。

PHP 7.1の正式対応と同時にいくつかの新機能が追加されている。取り上げられている新機能は次のとおり。

  • いくつかのPHPエクステンションが安定版に移行
  • PHPアプリケーションからStackdriverへのロギング
  • Googleの高性能RPCプロトコル「gRPC」に対応

TIOBE Softwareによれば、2017年9月におけるPHPのレーティングは2.210%でプログラミング言語としては6位。2010年以降はレーティングを下げており、減少傾向が続いている。しかし、PHPはWebサイトやWebページ、Webアプリケーションの開発において重要度の高いプログラミング言語であり、現在でも高い人気がある。