12月9日に種子島宇宙センターからHII-Bロケット6号機により打ち上げられた宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」6号機(HTV6)が13日19時37分ごろ、ISSに到着した。ISSのロボットアームによってキャプチャ(把持)された。
こうのとり6号機には、日本製リチウムイオン電池を使用したISS用新型リチウムイオンバッテリ6台のほか、超小型衛星7機、飲料水や食料、実験装置など合計約5.9トンの物資が搭載されている。
こうのとり6号機は、来年1月下旬にISSを離脱予定。その後、使用済みの資材などを搭載して大気圏に再突入するが、今回は、ISS離脱後大気圏再突入までのあいだに、デブリ除去実用化を目指した導電性テザーの要素技術実証に活用される。