クオリカは3月28日、産業機械の稼働状況データを収集できる防水防塵対応の情報収集端末(型名:CQ13-SG-01)の販売を2016年4月より開始すると発表した。
同製品は、CAN・RS-485・LANなどの多様なインターフェースに対応するとともに、IP65相当の防水防塵性能を有している。また、使用温度-20℃~+70℃、動作電圧DC 10V~30Vに対応しているほか、耐衝撃性および耐振動性を備えるなど、さまざまな環境で使用することが可能となっている。
同社はIoTを活用した産業機械の予防保全システム「CareQube」を核とした予防保全ソリューションを提供しており、同製品を産業機械に装着することで機械毎の稼働データの収集を可能とし、携帯通信網で専用サーバへ自動転送を行うことによって遠隔で稼働状況を監視するシステムを実現するとしている。
価格はオープン価格で同社は初年度3000台の販売を計画している。なお、同製品を導入するには事前に「CareQube」の利用契約および初期設定が必要となる。