CEVAは10月22日(米国時間)、ソシオネクストが監視カメラ、DSLR、ドローン、アクションカメラ、および、その他カメラ機能搭載製品をターゲットにしたイメージングプロセッサ「Milbeaut」向けにCEVAのイメージ&ビジョンDSPをライセンスし、製品展開すると発表した。
これにより今後、Milbeautに同DSPが搭載されるようになる。また、プラットフォームとして、画像処理を必要とするさまざまなアプリケーションの複雑さに対処することを目的に開発されたベクター演算機能や、広範なADK(Application Development Kit)も提供されており、容易な開発環境を実現することができるとする。さらに同ADKには、ソフトウェアを開発し統合する労力を能率化するAMF(Android Multimedia Framework)が装備されているほか、先進ソフトウェア開発ツールならびにDSP向けに最適化されたさまざまなソフトウェアおよびライブラリも含まれているという。
なお、同DSPを統合した最初のMilbeautシリーズは、ソシオネクストが10月22日(日本時間)に発表した第8世代Milbeaut「MB86S27」であり、すでに量産出荷を開始しているという。