キンコーズ・ジャパンは、3DCADや3DCGデータから立体造形できる同社の「3Dプリントサービス」に、樹脂タイプ「エポキシ」と「ナイロン」の2素材を8月3日より新たに導入する。これを記念して、3Dプリントを特別価格で提供する「3Dプリント体験キャンペーン」を実施することを発表した。キャンペーン期間は8月3日~9月30日。

同サービスが新たに導入する樹脂タイプ「エポキシ」は、形状の再現精度が高く半透明素材で造形できるため、ペットボトルなどの透過性の容器や、電子機器パーツなどの中空形状の試作用途などに適しており、600×600×500mmまで大きなサイズの製作物に対応可能となった。一方、高強度で靱性のある「ナイロン」は、複雑な形状を持つ製品の試作や柔軟性を必要とする試作品の機能確認用などに利用でき、ほかの3Dプリント素材では再現が難しかった開閉式の容器やクリップ、ヒンジ等に適している。

このたび、同サービスがこれまで展開していた「アクリル」と「石膏タイプ」に加えて、「エポキシ」と「ナイロン」のふたつの新素材が導入されたことで、3D立体造形の選択肢が増え、さらなる多品種および小ロットでの提供が可能となっている。

今回のキャンペーンは、この3Dプリント新素材導入を記念して、8月3日~9月30日まで3Dプリントを特別価格で提供するもの。同サービスでは、高品質なプラスチックで造形する「樹脂タイプ」と、カラーの立体造形が可能な「石膏タイプ」から選択可能で、キャンペーン価格での基本料金は、「樹脂タイプ」(3種共通)が通常、7,500円/個(2個目以降750円/個)のところ、1つから一律750円/個。「石膏タイプ」は通常、5,000円/個(2個目以降3,000円/個)のところ、1つから一律3,000円/個)。また、造形料金として、「樹脂タイプ」のアクリル造形料金が通常、ゆとり納期(5~7営業日仕上げ)割引で30%OFFのところ、最短2営業日仕上げでも30%OFFとなっている。