東京都・神田のTETOKAは、クリエイティブユニット「AC部」の個展「部室大公開」を開催している。開催期間は4月26日まで、開場時間は16:00~23:00、入場は無料。

AC部「部室大公開」メインビジュアル

同展は、安達亨、板倉俊介、安藤真によって1999年に結成されたクリエイティブユニット「AC部」の、結成後初となる個展。2005年より制作を続けているアニメーションシリーズ「海女ゾネス」の新作が初公開されているほか、過去の映像作品や平面作品、アニメーション原画なども展示され、架空のAC部部室を完全再現。これまでの活動を振り返るとともに、新作も楽しめるインスタレーション展となっている。

また、AC部が制作を手がけたハト駆除会社(株式会社雨宮)のCMが公開されるなり話題となっているが、こちらも会場で上映されている。代表作であるNHKみんなのうたのアニメーションやgroup_inouのミュージックビデオなど、一度見たらやみつきになる中毒性の高い作風の作品で知られているが、さらに近年は、手描きの漫画とGIFアニメーションを組み合わせた「GIFマンガ」や、10分間の公演でおよそ35冊のスケッチブック、840ページもの手描きカットを使用する「高速紙芝居」など、新たな分野の映像作品も発表している。

なお、4月25日には、「高速紙芝居」のパフォーマンスイベントを開催。17:00、19:00、21:00スタートの3回公演で、各回60分前より、会場で入場整理券を配布する(各回35名、入場料は500円で1ドリンク付き)。