ON SemiconductorとTransphormは、GaNベースのソリューションの販売に関するパートナーシップに基づき、共同ブランドの600V GaNカスコードトランジスタ「NTP8G202N(TPH3202PS)」と「NTP8G206N(TPH3206PS)」、およびそれを利用した240Wリファレンス・デザインを発売した。

2製品は、オン抵抗の標準値が290mΩおよび150mΩで、最適化されたTO-220パッケージで提供されるため、カスタマは既存の回路基板の製造設備に容易に統合することが可能。また、評価基板「NCP1397GANGEVB(TDPS250E2D2)」は、リファレンス・デザイン一式として提供されるため、カスタマは自社の電力設計でGaNカスコードトランジスタを導入し評価することができる。この評価基板は、従来のデバイスを用いた電源よりも小型で効率性が向上している。また、ブースト・ステージで力率補正コントローラ「NCP1654」を利用することで98%の効率性を実現しているほか、LLC DC/DCステージでは、共振モードコントローラ「NCP1397」を使用する場合で97%の全負荷効率を実現するとしている。

なお、これらの製品は、いずれもJEDEC準拠の製造プロセスを用いて、すでに量産を開始しているという。

評価基板「NCP1397GANGEVB(TDPS250E2D2)」の外観