アライドテレシスは、ファーストイーサネット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ「CentreCOM AT-x310シリーズ」、及びアプリケーションライセンス「AT-x310-FL03」の出荷を9月10日より開始すると発表した。

「AT-x310-26FT/AT-x310-50FT」製品イメージ

「AT-x310-26FP/AT-x310-50FP」製品イメージ

「AT-x310シリーズ」の製品ラインナップは、Non-PoE+モデルのAT-x310-26FT/AT-x310-50FTと、PoE+モデルのAT-x310-26FP/AT-x310-50FP。

AT-x310-26FTは、10BASE-T/100BASE-TXポートを24ポート、AT-x310-50FTは、10BASE-T/100BASE-TXポートを48ポート、SFPスロットと10/100/1000 BASE-Tのコンボポートを2ポート、スタックモジュールスロットを2スロット装備。

また、AT-x310-26FPは、10BASE-T/100BASE-TXポートを24ポート、AT-x310-50FPは、10BASE-T/100BASE-TXポートを48ポート、SFPスロットと10/100/1000BASE-Tのコンボポートを2ポート、スタックモジュールスロットを2スロット装備したPoE+対応モデル。

同シリーズは、専用スタックモジュール「AT-StackXS/1.0」を装着することで双方向最大4Gbpsのスタック帯域幅を持つVCS(Virtual Chassis Stack)に対応。最大192ポートまでポートの拡張が可能なため、端末台数の多い大規模ネットワークの端末収容エッジスイッチとしての利用に適している。

また、多ポート100Mダウンリンク、2ポートの1Gアップリンクのポート構成を活かすことで、配線設計やポート設計を変更することなく既存スイッチからシームレスな置き換えが可能。さらに、スタティックルーティング機能(64ルート)を標準装備しているため、支店や支所のような小規模ネットワークのコアスイッチとしても利用することができる。

新機種は、ネットワーク上に存在する複数の機器を仮想的な1台の機器として統合管理することで、管理・運用の「一元化」「簡素化」「自立化」を行い、管理・運用に関わるコスト削減を実現するアライドテレシス独自のネットワーク仮想化機能「AMF:Allied Telesis Management Framework」に対応、統合管理を行うAMFマスター装置と管理されるAMFメンバー装置から構成されるが、x310シリーズはAMFメンバー装置となる。

また、EPSR(RFC3619:レイヤー2レベルでの障害の検出と経路の切り替えをより高速に行う)リング内にトランジットノードとして接続することができ、ループガードにより、接続ミスなどで発生したネットワークループを自動検出し、設定した動作(ポートディセーブルなど)を自動実行するループガードに対応している。

さらに、64ルートまでのスタティックルーティングをサポートし小規模ネットワークのコアスイッチとしての利用も可能。

価格は「AT-x310-26FT」が150,000円、 「AT-x310-50FT」が300,00円、「AT-x310-26FP」が250,000円、「AT-x310-50FP」が400,000円(いずれも税別)。