東京都・杉並区の「杉並アニメーションミュージアム」では、、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎らが結集して立ち上げたアニメーション企画・制作会社の活動を紹介する「アニメ制作会社スタジオゼロ展 トキワ荘マンガ家たちのアニメの仕事」を開催する。開催期間は7月16日~10月26日まで(月曜休館、祝日の場合は翌火曜休、臨時休館有)、開場時間は10:00~18:00(最終日は16:00まで)。入場無料(シアター含む)。
同展は、かつてアパート「トキワ荘」で共にマンガを描いていた藤子・F・不二雄、藤子不二雄A(丸の中にA)、石ノ森章太郎、つのだじろう、赤塚不二夫らが、それぞれの道を歩み始めた後に再び集まって立ち上げたアニメーション企画・制作会社スタジオゼロの活動を紹介するものだ。創立メンバーのひとりでもある同ミュージアム館長・鈴木伸一氏が語る解説パネル、活動年表、シナリオや絵コンテといった制作資料などが展示される。
また、同スタジオ創設当時の若かりしメンバーたちや新宿・十二社の市川ビル時代の仕事風景といった写真、モノクロ版パーマンのオープニングなど、 貴重な写真・映像が公開されるということだ。そのほか、アニメシアターでは、同スタジオが手がけたアニメ作品を上映。上映が予定されているのは、鉄腕アトム(1963年)、おそ松くん(1966年)、レインボー戦隊ロビン(1966年)、ウメ星デンカ(1969年)、星の子チョビン(1974 年)、ミナの笑顔(1992年)、ミナの防災村づくり(2008年)。なお、上映作品は変更されることがあるとのこと。詳細は同ミュージアムのWebページにて確認してほしい。