Calibre ebook management |
8月23日(米国時間)、Calibreの最新版となる「Calibre 1.0」が公開された。Calibreはオープンソースの電子書籍ライブラリマネジメントアプリケーション。電子書籍リーダ機能のほか、電子書籍管理機能、電子書籍フォーマット変換機能、電子書籍デバイスとの動機機能、Webコンテンツ変換機能、電子書籍アクセスを提供するサーバ機能など、多種多様な機能を提供している。Windows版、Mac OS X版、Linux版のバイナリが提供されている。電子書籍リーダアプリケーションとしては代表的なもののひとつ。
Calibreは7年前に最初のバージョンがリリースされて以来、ずっとマイナーバージョンのままリリースされてきた。今回、7年かけて最初のバージョン1.0が公開された。「Calibre 1.0」における主な機能は次のとおり。
- ブックカバーのグリッドビュー機能
- 高速なデータベースバックエンド
- 仮想ライブラリ機能
- Microsoft Wordドキュメント変換機能
- 新しいメタデータダウンロードソースの追加
- 組み込みフォントのフルサポート
- 電子書籍における目次を編集するツールの追加
- 新しいPDFファイル出力機能
Windows、Mac OS X、Linux/FreeBSDなどクロスプラットフォームで動作する電子書籍リーダとしてはCalibreが代表的。クロスプラットフォームの電子書籍リーダとしてはWebブラウザのエクステンション/アドオンが使われることも多く、この場合には管理機能というよりもリーダとして使われる傾向がある。