ノークリサーチは、中堅・中小企業のオンラインストレージサービス活用に関する調査を行い、その分析結果を発表した。この調査は、日本全国/全業種の年商5億円以上~500億円未満の中堅・中小企業および年商500億円以上の大企業を対象に、2013年1月~2月に行われたもの。

ここでいう「オンラインストレージサービス」とは、ユーザ企業がストレージ機器を自ら所有せず、ディスク容量やアクセス頻度に応じた従量課金形態でインターネットを介して利用するデータ管理/保存サービスを指す。

オンラインストレージサービスを「既に利用している」の回答割合はいずれの年商帯でも若干増加しているが、「利用を予定している」と「利用を検討中である」は大きく減少し、「利用しない」が半数近くに達している。2010年から2013年にかけて、ユーザ企業の間でオンラインストレージサービスに関する認知や検討が進み、その結果として現在のような比率になったと考えられる。

オンラインストレージサービス」の利用状況

「既に利用している」「利用を予定している」「利用を検討している」と回答したユーザ企業にオンラインストレージサービスの最も主要な利用目的を尋ねた結果、個人向けの無償オンラインストレージサービスでは複数のデバイス間でデータを共有するといった目的で利用されることが多いが、企業における利用では「データのバックアップ」が目的として多く挙げられていることがわかる。また、データの格納先を専業の業者が運営するデータセンタとすることにより、「事業継続対策や災害対策」や「データセキュリティの強化」につなげたいと考えるユーザ企業も少なくないことがわかる。

オンラインストレージサービスの利用目的