シャープは2月25日、スマートフォン(スマホ)などの携帯機器向けに、光学式手振れ補正機能を搭載しながら8.5mm×8.5mm×5.75mmの小型サイズを実現した1/3.06型 1310万画素 CMOSカメラモジュール「RJ63AC300」を開発したことを発表した。
同モジュールは、オートフォーカス付の光学式手振れ補正機能を搭載したほか、モジュール内部のレンズを制御するレンズチルト方式の採用などにより、従来機種比で約35%の小型化を実現したという。
また、F2.0のレンズを採用することで、暗いシーンや動きのあるシーンでも、明るく高画質な撮影を実現したほか、フルハイビジョン(1080p/60fps)動画の撮影にも対応しており、手振れを抑えた高画質な映像を大型テレビなどで視聴することが可能になるという。
なお、同モジュールは3月15日よりサンプル出荷を開始、4月29日より月産20万個の規模で量産を開始する計画。サンプル価格は1万2000円としている。