吉祥寺バウスシアターでは、11月17日より、国内・海外の映画祭で高い評価を得ている4人の若手監督による短編オムニバス『全力映画』を2週間限定でレイトショー公開する。
同作は、4人の監督がそれぞれ数カ月に渡るワークショップを行い、各クラスに参加した俳優たちに密度の高い演技指導を経たうえで制作されたもの。上映されるのは松永大司監督の『かぞく』をはじめ、山岡大祐監督の『ボーイ・ミーツ・ガール』、森英人監督の『冬の爆弾』、三宅伸行監督の『もはや ないもの』の計4本。
ワークショップを通じて監督たちは新しい才能に出会い、俳優たちは"演じること"を改めて追及する。それぞれの"全力"がぶつかり合い、どれも力強くまっすぐに作り手の思いが詰め込まれた作品となっている。公式サイトには監督・俳優らの対談が掲載されており、ワークショップを通じて得た自分自身の変化や、制作に込めた思いなどを読むことができる。クリエイターの視点で見ても多くの発見がある映像だろう。