Googleはこのほど、「Googleウェブマスターツール」におけるWebサイトエラー情報の表示機能を強化した。Googleウェブマスターツールは、同社がWebサイト管理者向けに無料で提供しているサービス。
今回の機能強化では、Webサイトのエラーが具体的な症状ごとに表示されるようになった。過去90日間に生じたクロールエラーに関する統計情報に加え、症状別のエラー発生率もチェック可能となっており、Webサイトの状態をより正確に分析しやすくなっている。たとえばWebサイトにサーバー接続の問題が発生した場合、単にサーバーの設定が誤っている場合もあれば、サーバーが完全に利用不可能な状態になっている場合もある。このようなケースでも、エラーが症状ごとに分類されていれば、より早く原因を特定できるようになるという。
特定のエラーの意味を知りたい場合は、その項目にカーソルを合せると簡単な説明が表示され、詳細情報へのリンクも用意されている。