エルピーダメモリは11月24日、同社の30nmプロセスを採用した4GビットDDR3 Mobile RAM(LPDDR3)を開発したことを発表した。

同製品は1.2V駆動ながら1600Mbpsのデータ転送速度を達成しており、1チップで6.4GB/s、ハイエンドな携帯機器向けの2チップ構成では12.8GB/sのデータ転送速度を達成可能となっている。また、消費電力は前世代のLPDDR2比で約25%低減することに成功したという。

なお、同製品のサンプル出荷は2011年末、量産はカスタマの需要動向に併せて2012年後半からを予定しているとする。また、2段積層や4段積層による8Gビット品や16Gビット品なども今後、ラインアップとして提供していく予定としている。