Samsung Electronicsは、次世代アプリケーションプロセッサ「Exynos 4212」を発表した。
同製品は次世代のスマートフォンやTablet製品に向けたアプリケーションプロセッサで、ARM Cortex-A9 Dualコアを搭載し、Samsungの32nm High-K Metal Gate(HKMG)プロセスで製造される。同社によればこの32nm HKMGプロセスを利用することで、前世代プロセスを使った製品に比べて30%の省電力を実現できたとしている。
Exynos 4212はこれに加えてCPU性能を25%引き上げた他、50%の性能改善を果たした新しいGPUを搭載しているとしている。さらに、静止画及び動画の新しいアクセラレータを搭載しており、1080pのフルHDでの録画/再生が可能であり、またオンチップでHDMI 1.4対応インタフェースを搭載している。
なお、同社によればExynos 4212のサンプル出荷を、特定の顧客向けに2011年第4四半期より開始するとのことである。