Intersilは、電流モードPWMコントローラ「ISL6726」を発売した。
同製品は電源機能の集積化と外付け部品の削減によって回路設計の単純化を図ったほか、外付け部品へのストレスを軽減するデューティサイクルをクランプする独自の機能によって回路の信頼性を高めている。
回路の信頼性を高めるために、ピーク電流制限機能と平均電流制限保護機能を搭載(電流値はユーザー設定可能)。この2つの機能により出力電流は常に安全動作領域(SOA)内に維持され、平均電流が制限されるため、並列構成または冗長構成のコンバータを必要とするアプリケーションや、バッテリ充電器やLEDドライバなどの定電流アプリケーションなどで安定した過負荷動作が得られるようになる。
また、スイッチング部品を保護するために、最小デューティサイクルをクランプする機能も搭載。負荷が変動したときに出力インダクタに過大な負の電流が流れる現象を防止し、同期整流アプリケーションでの信頼性を高めることが可能となった。
さらに、大電流を必要とするアプリケーションにも対応しており、回路の再利用を促進する自由度の高いスケーラブルなソリューションとなっており、スイッチング位相が180°互いにずれたインターリーブ・トポロジーを実現する双方向同期動作が可能。これにより入力電流のRMS値(二乗平均平方根)が減少するため放熱要件の緩和ができるようになるほか、ソフトスタートおよびソフトストップ機能によるスタートアップ時とシャットダウン時の電気的ストレス軽減が図られている。
加えて、トランス絶縁型DC/DCコンバータを必要とするアプリケーションにおいて高い変換効率が得られるアクティブクランプ・フォワードコンバータ・トポロジーもサポートしている。
なお同製品は20ピンQSOPパッケージで供給され、すでに量産受注を開始しており、1,000個受注時の単価は2.60ドルとなっている。