Wolfson Microelectronicsは、次世代イメージング機器向けのアナログ・フロントエンド(AFE)デジタイザ集積回路シリーズを発表した。

同シリーズ製品の第1弾である「WM8232」、「WM8233」、「WM8234」、「WM8235」は、CCDセンサや密着イメージセンサ(CIS)からのアナログ出力信号を処理し、デジタル化するための素子。

左上がWM8232」、右上が「WM8233」、左下が「WM8234」、右下が「WM8235」のパッケージ画像

システム設計者は、これらのデバイスが搭載している複数のチャネルとA/Dコンバータ(ADC)、およびその他各種の機能を活用することで、最適な構成選択が可能になると同社では説明しており、これによりスキャンスピードの高速化や高解像度化を容易に実現できるようになるとしている。

なお、4製品は56リードQFNパッケージで2011年8月からサンプル出荷を開始する予定となっている。