雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第41回は、広告やブランドデザインの世界で活躍するアートディレクター・大山よしたかが登場。
大山よしたかプロフィール
1981年 名古屋生まれ。ロンドン芸術大学、早稲田大学芸術学校 インテリア科卒業。CAPSULE Graphicsに入社し、雑誌のカメラマンなどを経験。I'll PRODUCTS入社後、サッカー雑誌"ワールドサッカーダイジェスト"のデザインを担当する。たき工房を経て、電通中部支社勤務。電通賞、Times Asia-Pacific 金賞などを受賞。ブログはこちら。
Q&A
――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
大山よしたか(以下、大山)「小さいときからカメラで撮影するのが大好きで、LONDON芸術大学の写真課に入学し、画像だけではなくデザインの面白さにも出会えたから」
――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。
大山「飛行機会社の機体デザイン。飛行機のデザインなんて、人生で経験できると思ってなかったし、尊敬できる素敵な仕事仲間に出会えたから」
――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?
大山「全くありません。趣味=仕事になってるので、仕事が楽しくてしかたありません」
――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
大山「身近な事、好きな事と仕事が結びつくように、いつも考えています。好きな事が仕事になっていくのが、この職業の良い所だと思います」
――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。
大山「新潮社から出ているマイブックをデザイン帳にして、10年くらい使っています。六本木ヒルズで買った光るペン、MOLESKINのノートもお気に入りですが、最近は"iPad"にぞっこんです」
――尊敬している人を教えてください。
大山「家族はもちろんですが、一緒に仕事している人みんなを尊敬しています。あえて上げるなら、デザインと人生を教えてもらっている、村田一美さん。デザインと人生を教えてもらっていた、小浜さん、中村さん、木村さん」
――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
大山「いつでも、どこでも一日中考えています。本当に些細な日常がデザインのアイデアになることが多いです」
――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?
大山「休日は休みます。子供と遊ぶ事が楽しくてしかたありません」
――理想的なオフの過ごし方は?
大山「パリでぼーっとしたい」
――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
大山「世界が広がる気がして、少しでも時間が出来たら本を読むようにしています。デザイン誌、経済誌、写真集や推理小説が好きです」
――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?
大山「お酒は飲めないのですが、よく飲みに誘います。飲めるようになりたいです」
――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?
大山「宣伝部の奥さん」