日本ヒューレット・パッカードは、Intel Core i3/i5が搭載可能なワークステーションのエントリーモデル「HP Z200 Workstation」(以下、Z200)を発表した。2月19日から販売が開始され、HP Directplusの最小構成価格は120,225円。
Z200は、「HP xw4600」の後継機種。Intel Core 2 Duo搭載のxw4600に対し、CPUとしてIntel Core i3-530(2.93GHz)、Intel Core i5-650(3.2GHz)、Intel Core i5-670(3.46GHz)のほか、Intel Xeon X3450(2.66GHz)、Intel Xeon X3470(2.93GHz)が搭載可能。メモリはDDR3(最大1,333MHz)で、2~16GBが選択できる。また、きょう体設計にこだわり、3つのHDDベイと7つのI/Oスロットという拡張性を持ち、ハードディスク動作時で20dBという優れた静音性を実現した。
そのほか、89%の電源効率の電源を利用しているほか、従来2W程度だった待機電力を1W以下に低減させる「HP WattSaverテクノロジー」を採用。また、コンポーネントの90%以上がリサイクル可能など、環境に配慮した設計になっている。
標準構成は、CPUがIntel Core i3-530(2.93GHz)、メモリが2GB、HDDが250GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブが16倍速スーパーマルチ、ネットワークが10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T自動切替(Alert On LAN対応)、IEEE1394aインタフェースカード付き、OSがWindows XP Professionalで、価格は133,245円となっている。なお、OSはWindows 7 Professional(32/64bit)、OSなしモデル(FreeDOSプリインストール、HP Linuxインストーラキット付属)も選択可能。
インタフェースは、USB 2.0×11、ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク(モノラル×1)、PS/2互換マウス×1、PS/2互換キーボード×1、DVI-I×1、D-Sub×1。外形寸法はW177.8×D454.3×H447.6mmで、重量は約11.8kg。