キヤノンは14日、同社の「ミラノサローネ」出展作品を展示するデザイン展「NEOREAL-パワープロジェクターが創造する新たな映像表現の世界-」を東京ミッドタウンにて開催することを発表した。

ミラノサローネは毎年4月にイタリア・ミラノで開催されている世界最大規模のデザインの祭典。今回のデザイン展では、今年のミラノサローネで展示された作品を忠実に再現した「響(ひびく)」「躍(おどる)」に加え、同社のデジタルイメージング機器を展示する「技(わざ)」の三部構成で展示を行う。

「響」では、建築家の平田晃久氏による壮大な空間造形「animated knot」に、インタラクティブアーティストの松尾高弘氏による映像作品「Aquatic Colors」を投写。約200平米もの3次元曲面空間に、幻想的な海中の世界を描くインタラクティブ映像が映し出される。

「躍」では、同社所属のデザイナーによる映像体験作品「ONLINE」を展示。人の輪郭線を抽出したラインを画面に投写する、次世代デザイン研究の一端を紹介する。

建築家の平田晃久氏による「animated knot」

インタラクティブアーティストの松尾高弘氏による「Aquatic Colors」

キヤノンに所属するデザイナーによる「ONLINE_」

開催概要は下記の通り。

「NEOREAL-パワープロジェクターが創造する新たな映像表現の世界-」

開催期間 8月27日(木)~29日(土) 11:00~20:00
会場 東京ミッドタウン ホールB
入場料 無料