iPhone SDKのダウンロードとインストール
iPhone開発には、iPhone SDKが必要となる。このソフトウェアは、iPhone Developer Centerからダウンロードできる。ダウンロードには登録が必要となるが、費用は無料だ。誰でも無料で開発をスタートできるところが、商用のプラットフォームとしては画期的と言えるだろう。
ダウンロードしたファイルを展開するとSDKがあるので、これをインストールする。インストールすると、iPhone開発環境だけでなく、Mac開発環境も入ることになる。
インストールされたファイルを確認しておこう。ルートディレクトリに、「Developer」というフォルダができているはずだ。ここに、開発環境一式が含まれている。開発に使うアプリケーション、ドキュメント、サンプルなど、必要なものはすべてここにある。
ここにある「Applications」フォルダに、開発のためのアプリケーションがある。重要なのは、次の2つだ。1 つめは、Xcode。MacおよびiPhone開発のためのIDE(Integrated Development Environment: 統合開発環境)だ。このアプリケーションが、開発の中心になる。
もう1つは、Interface Builder。これはユーザインタフェースのレイアウトを行うためのソフトである。Interface Builderを効果的に使うと、アプリケーション開発のスピードを飛躍的に上げることができる。
|
