住商情報システムは、同社のデータセンター「netXDC」において、サーバOS等のセキュリティパッチを仮想的に実現する「バーチャル セキュリティパッチ サービス」を開始したと発表した。

このサービスは、米BlueLane Technologies社のセキュリティ製品「ServerShield」を活用し、実現したもの。

企業においては、セキュリティパッチ適用にあたり、稼働しているアプリケーションへの影響調査や対応に大きなコストがかかるが、「バーチャル セキュリティパッチ サービス」は、サーバOSに直接パッチを適用するのではなく、ネットワーク上で仮想的にセキュリティパッチを適用するサービス。

利用イメージ

同社では、このサービスにより、パッチリリースから短時間でサーバの脆弱性を塞ぐごとができるほか、動作検証、パッチのインストール作業などの工数やコストが削減できるとしている。

1サーバから10サーバまで利用でき、価格は月額18万円からとなっている。

対応アプリは以下の通り。

OS Windows Server、Sun Solaris、RedHat、Novell Suse、IBM AIX
データベース Microsoft SQL Server、Oracle
メール Exchange Server、Sendmail、Courier IMAP、Cyrus IMAP
Web IIS、iPlanet、Apache