ボーランドは構成、変更管理ツールの最新バージョン「Borland StarTeam 2008日本語版」を本日より販売すると発表した。StarTeamは、ソフトウェア開発でのソースコードやドキュメントなどを一元的に管理するツール。今回、キャッシュ機能などが強化されている。

StarTeamには、ソースコードやドキュメントなどの成果物と変更履歴をデータベース上で管理するための「構成管理」機能、バグ修正や機能追加などの作業プロセスや履歴を管理するための「変更管理」機能のほか、遠隔地との共同開発を支援するための機能などがある。

今回のバージョンでは、以下のような機能が追加されている。

  • ソースコードやドキュメントなどの「ファイル」だけでなく、変更要求やタスクなどの「オブジェクト」もキャッシュ機能の対象に
  • 同一リリースにおけるベースラインの差分抽出により、各ビルド間の比較が可能に
  • クライアントとしてWindows Vista、サーバ対応DBとしてOracle 64bitとSQL Server 2005のプラットフォームが追加

価格はいずれも税込で、1指名ユーザーライセンスが15万7,500円から、1同時ユーザーライセンスが47万2,500円からとなっている。