米Nikeと米Appleは3月4日 (現地時間)、「Nike + iPod」をスポーツジムのカルディオトレーニングに対応させると発表した。
「Nike + iPod」はiPod nanoを使ってウォーキング/ジョギングをトラッキングするソリューションだ。シューズにNike+iPod Sport Kitのセンサーを入れ、iPodに同レシーバを装着して運動すると、ペース、距離、消費カロリーなどの情報が自動的に記録される。iPodで音楽を聞き、運動データをリアルタイムで確認しながらトレーニングを楽しめる。運動後iPodをパソコンに接続すると、データがnikeplus.comに送信される。同サイトでは、データの比較や分析、目標設定、競争、情報交換など、トレーニングの幅を広げる様々な機能が用意されている。
NikeとAppleは、 Life Fitness、Precor、Star Trac、Technogymlogなど、主要なジム器具メーカーと提携して、Nike + iPodでジムトレーニングをサポートする。トレッドミル、エアロバイク、ステップマシンなど、対応器具を使って行った有酸素運動がiPod nanoに記録される。トレーニング後、データをnikeplus.comに送信すると“CardioMiles”として集計され、ウォーキング/ ジョギング同様にデータの比較や分析、目標設定などが可能。またパーソナルトレーナーがnikeplus.comのコーチングツールを通じて、クライアントのトレーニングをサポートする機能も用意される。まずはVirgin Active Health Clubや米国の24 Hour Fitnessなどのスポーツジムで利用可能になるという。