Javaにおいてプラットフォームとの高い親和性を実現したり、C/C++で開発されたライブラリを活用するにはJNIを使う必要がある。JNIを使うにはC/C++に関するそれなりの知識と経験が必要だ。Javaからプログラミングを開始したデベロッパにとって、JNIは避けて通りたい技術だ。しかしそれが簡単に実現できる日が来るかもしれない……。

その実現を可能にするかもしれないのがJNIEasy : Java Native Objectsだ。JNIEasyはC/C++を記述することなくJavaライクなシンタックスとJOPOだけでJNIを同じ機能を実現するプロダクト。同プロダクトを使うことでC/C++プログラミングの経験がなくともC/C++ネイティブライブラリが使えるようになる。JNIEasyはWindows、Linuxで動作する。18日(米国時間)にリリースされた最新のJNIEasy 1.2ではMac OS X (Intel版)も対象プラットフォームに追加されている。