NTTドコモグループ9社(以下、ドコモ)は、2006年度の環境と社会性に関わるCSR(Corporate Social Responsibility: 企業の社会的責任)活動報告をまとめた「NTTドコモグループ CSR報告書2007」を23日に発行したことを同日、発表した。

同報告書は、ドコモがCSR重点課題としている以下の項目について、活動内容を具体的に紹介したものとなっている。

  • 安心・安全なモバイル社会の実現
  • ユニバーサルデザインの推進
  • 災害発生時における多様な対応
  • 地球環境保全の取り組み

ドコモによれば、同報告書をはじめて手に取る人でも、「つながる」をキーワードとした、わかりやすい、ストーリー性のある内容になっているとのこと。社会に向けてのドコモの取り組みに、どのようなステークホルダーが、どのように関わっているのか、また、どのように課題を共有し、新しい活動を生み出すのかについて、具体的に示してあるという。

ドコモは、同報告書発行にあたり、「携帯電話の可能性を開拓し続けると同時に、今後も携帯電話を取り巻く社会問題に対して、何ができるかを考えて持続可能な社会を目指した取り組みを行っていく」としている。

同報告書は冊子版とデータ版が用意されており、入手方法は下記の通り。

また、英語版については、2007年10月下旬に冊子版およびドコモのWebページでの公開(PDF)を予定している。