自分づくりは容姿だけにとどまらない。しぐさなどを入手すれば、立ってチャットするときにデフォルトの腰に手をあてるポーズより、かわいいポーズで話をすることができる。

また、チャットするときにプリムでノートパソコンが出てきてキーボードを打つ動作をしたり、ローラースケートの靴をはいて歩くかわりに滑って移動するといったことも可能だ。

こういった動作も、フリーアイテムを利用したり、購入したり、または自作することができる。アニメーションを作るとなったら確かにタイヘンだが、Poserや無料のQAvimatorなどの手頃なソフトがあるので、不可能ではないだろう。ちなみに、PoserでSecond Life用のデータを作るときは、まず人体データをLinden LabのWebサイトからダウンロードし、Poserに読み込んでからアニメーションを作成、BVH形式で保存してSecond Lifeに取り込む。

この4月ごろから日本人ユーザーがうんと増えたせいか、日本人だからわかる笑えるしぐさなどが増えて、いきなり交換しあいっこが始まったりしている。交換といっても、コピーを渡すだけなので、データの所有者はどんどん増えていき、あっという間に流行ることもあるようだ。

アニメーションを作成するソフト「Poser」の画面。サンプルとして付属していたアニメーションを動かしているところ

PoserのサンプルのアニメーションをSecond Lifeで動かしてみたところ

容姿もしぐさもカンペキ……じゃあついでに性格も? ということで、Second Life的わたし探し、最後の旅をどうぞ。