アウディの売れ筋SUV「Q3」がフルモデルチェンジして通算3世代目に進化した。日本でも扱いやすいサイズ感が嬉しい新型Q3のスターティングプライスは550万円。今回は、あえて最も手ごろなグレードを選んで試乗してみた。
日本導入モデルの特徴は?
アウディ ジャパンは2026年5月19日に新型「Q3/Q3スポーツバック」を発売した。ちなみに、本国のドイツでは2025年8月にデビューしているモデルだ。
Q3は2011年の初代モデル登場以来、世界で累計200万台以上が売れているアウディの人気車種。日本では2020年以来、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
日本に入ってきた新型Q3/Q3スポーツバックには「110kW」と「150kW」の2つのタイプがある。
110kWは1.5Lターボエンジンを搭載するマイルドハイブリッド車(MHEV)で、駆動方式は前輪駆動(FF)。2.0Lのターボエンジンを搭載する150kWは4輪駆動(クワトロ)で、いわゆる電動車ではない。特別仕様と限定車を除く価格帯は550万円~628万円だ。最も安いのは「Q3」の「110kW」、最も高いのは「Q3スポーツバック」の「150kW」ということになる。
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200台限定の「Audi Q3 Sportback matte edition」。プレミアムコンパクトSUVクーペのセグメントで純正マットペイント(マデイラブラウンマット)は珍しいそうだ。価格は778万円
ちなみに、旧型Q3では選べたディーゼルエンジン搭載モデルが、今世代では選べなくなっている。一時期はQ3販売の半数を占めるほど人気だったというディーゼルエンジンを新型で日本に導入しなかった理由とは? アウディ ジャパンの商品企画担当によれば、「お客様の使用実態と市場環境」を踏まえたうえで、ガソリンエンジンのみの導入に決めたそうだ。
もう少し詳しく聞いてみると、このセグメントのユーザーはほとんどが「年間1万km」も乗らないらしく、そういう顧客の特徴を鑑みて、ガソリンのみにしたとのことだった。海外にはプラグインハイブリッド車(PHEV)もある。
ボディサイズは全長4,530mm、全幅1,860mm、全高1,610mm(スポーツバックは1,570mm)、ホイールベースは2,680mm。いわゆるミドルサイズSUVといった感じの大きさだ。例えば、発売になったばかりのマツダ「CX-5」は全長4,690mm、全幅1,860mm、全高1,695mm、ホイールベース2,815mmで、Q3の方が一回り小さい。
旧型比で40mm伸びた全長は、ほぼフロントセクションに充当。よりスポーティーで伸びやかなプロポーションを実現できたという。
シフトレバーの位置が目新しい!
操作系で特徴的なのは、ステアリングコラムに統合されたシフトレバーだ。日本車だとウインカーを操作するレバーが付いているはずのところに、シフトレバーが付いている。アウディ初採用の仕組みとのことだ。こちら、実際に操作してみると最初は戸惑ったが、慣れれば特に問題なし。シフトセレクターがなくなったことで、センターコンソールのスペースを有効活用できるそうだ。
110kWの走りは静かで快適。しっとりとした感じがありつつも、意外に軽快な雰囲気もあって運転しやすかった。












































































